生活習慣病
◆生活習慣病
生活習慣病
♡定期健診で健康チェックをしましょう!!♡
●生活習慣病とは・・・
食生活や運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣によって引き起こされる病気の総称です。
主な病気はがん・心臓病・脳卒中・糖尿病・高血圧・脂質異常症・肥満などの病気があげられます。
以前、これらの病気は加齢(40代~60代)とともに発症すると考えられていた
ため、成人病と呼ばれていました。
糖尿病、高血圧などの病気は、食生活や喫煙飲酒、運動習慣が関わっていることが明らかになり、厚生労働省は成人病を『生活習慣病』と呼ぶようになりました。
生活習慣病にならない・負けないためには、『歳をとったら仕方ない』のではなく、『生活習慣病を改善することで予防したり進行を抑えることができる』病気だと意識を持つことが大切です。
生活習慣病は予防が重要です!!
ちなみに【三大生活習慣病】とは、がん、脳卒中、心臓病のことです。
☆生活習慣病に対する知識を知ることで、生活習慣病を予防しましょう!
♦原因
①食事・食生活(偏った食生活や食べ過ぎ)
②喫煙
③飲酒
④不規則な睡眠
⑤運動不足
⑥ストレス
少しずつ生活習慣病の原因となる生活習慣を改善しましょう!
■予防と対策
・栄養バランスのよい食生活(ミネラル・ビタミン補給)
・食事の量は腹八分目(食べ過ぎに注意)
・規則正しい睡眠で休息をとる
・運動
・お酒の飲みすぎに気をつける
・タバコを控える(タバコは急激に血管を収縮させ、血液の流れを悪くする)
☆主要ミネラルには…
(カルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム)の7種類です。
☆微量ミネラルには…
(鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルト、クロム)の9種類です。ちなみにミネラルを多く含む食品は海藻類や豆類です。いつもの食事に一つ加えるだけでミネラルの摂取量を増やすことができますから,工夫して取り入れるようにしましょう。
※ミネラルの欠乏がもたらす病気
人間の成長や、生命活動を維持する上で、どうしても欠かせないミネラルを必須ミネラルといい、上記の16種類の元素があります。このミネラルは体内で合成することができません。
その上、このうち一つが欠けるとミネラル欠乏症となり、さまざまな病気を誘発します。
ちょっとした食生活などの生活習慣の改善が
生活習慣病の予防・対策に役立ちます。
♣『メタボリックシンドローム』って・・・?
ご存知ですか?
『メタボ』という言葉をよく聞きますが、この『メタボリックシンドローム』
とは、内臓脂肪蓄積型の肥満があって、さらに「高血圧症」・「高脂血症」や「糖尿病」の診断基準に近いうち、2つ以上のリスクを抱えている状態のこと
を言います。
これを改善することが非常に重要だといわれています。
定期的な検査や健診・肥満度チェックなどで、
まずは自分を知ることから始めましょう!!
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- 高血圧症
血圧とは、心臓から全身に血液が送り出されるときに、血管の壁にかかる圧力のことです。
加齢や生活習慣病などが原因で一定レベル以上に高くなる状態が【高血圧】です。
自覚症状はほとんどありませんが、放置すると命に関わる合併症を引き起こすこともあります。《検査項目》 《判定基準値》
収縮期 (最高)血圧 拡張期 (最低)血圧 高齢者 (65歳以上) 若年・中高年者 (65歳未満) 130mmHg 未満 85mmHg未満 140/90mmHg未満 130/85mmHg未満 ※どちらか一方が基準値を超えた場合は【高血圧】と診断されます。
☆高血圧にならないためによい生活習慣に変えていきましょう!
・カロリーを意識して食べよう
・アルコールの適量を守りましょう
・規則正しい生活を送りましょう
・運動を普段の生活に取り入れましょう
・今すぐ、禁煙しましょう
- 脂質異常症
脂質異常症とは、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が多くなり過ぎた状態を言います。
自覚症状はありませんが、脂質異常の状態が長く続くと血管の内側が狭くなって血液の流れが悪くなり、
動脈硬化を促進し、心筋梗塞や狭心症などを発症しやすくなります。検査項目 判定基準値 中性脂肪(トリグリセライド) 150mg/㎗未満 HDLコレステロール(善玉) 40mg/㎗以上 LDLコレステロール(悪玉) 120mg/㎗未満 善玉(HDL-C):LDLコレステロールを血管壁から肝臓に運び出します。
悪玉(LDL-C):動脈の血管壁にたまって動脈硬化を促進します。☆脂質異常症にならないためによい生活習慣に変えていきましょう!
・カロリーを意識して食べよう
・アルコールの適量を守りましょう
・規則正しい生活を送りましょう
・運動を普段の生活に取り入れましょう
・今すぐ、禁煙しましょう
- 高血糖症
からだは食事をとると血液中のブドウ糖の値(血糖値)が高くなり、次の食事までの間に正常な範囲に戻る(空腹時血糖値)ということを繰り返しています。
ところが、運動不足やカロリーオーバーの食事を続けていると、空腹時になっても血糖値が正常範囲に戻らなくなり、高血糖値から『糖尿病』へ悪化していきます。
《検査項目》 《判定基準値》空腹時血糖 ヘモグロビンA1c(HbA1c) 109mg/㎗以下 5.4%以下 『糖尿病』と診断される基準
①空腹時血糖値が126mg/㎗以上
②ブドウ糖負荷後2時間値が200mg/㎗以上
③随時血糖値が200mg/㎗以上
④ヘモグロビンA1cが6.1%以上
①~④のいずれかであれば「糖尿病型」
①~③のいずれかと④であれば「糖尿病」
※糖尿病の3大合併症に網膜症・腎症・神経障害があります☆糖尿病にならないためにも高血糖値を上げない生活習慣に変えていきましょう!
・カロリーを意識して食べよう
・アルコールの適量を守りましょう
・規則正しい生活を送りましょう
・運動を普段の生活に取り入れましょう
・ストレス解消をしましょう
- 脳卒中
脳卒中とは脳の血管がつまったり、破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなって、細胞が死んでしまう病気です。脳梗塞、脳出血、くも膜下出血といった、脳内で急激に発症する病気(脳血管障害)の総称。
一時的な半身のマヒや手足のしびれ、ものが二重に見えたり、言葉が出てこなくなったりといった前触れが先に起きていることもあリます。これは脳の血管が一時的に詰まるために起こるのです。しかし、この前触れに気づかないことも少なくありません。これに気づくと大きな発作の前に治療をすることもできます。
発作が起きると、脳の血管が詰まったり(脳梗塞)破れたり(脳出血)して体のコントロールや脳の働きができなくなってしまい、からだの片側がマヒしたり、言葉が出にくくなったり、ものが飲み込めなくなったりします。
要因として脳出血に多いのは、高血圧の人が多く、これは栄養が不良で血管が弱くて破れやすいからのようです。
血管が詰まる脳梗塞が起こりやすいのは、脂質異常症や糖尿病などがあげられます。☆脳卒中にならないためによい生活習慣に変えていきましょう!